1. | 抜歯後の骨の治癒 | ||||||
約6ヶ月、骨が改造され落ち着くまで待つ。 | |||||||
2. | 骨の状態の診察 | ||||||
CT検査、X線、模型などで、3次元的、解剖学的に骨などの位置を確認する。 (予定するインプラントを安全に埋入出来るスペースを確認する。) |
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3. | 患者さんへの説明と最終的な合意 | ||||||
インフォームドコンセント。 | |||||||
4. | 手術 | ||||||
Ⅰ | 麻酔 | ||||||
局所麻酔に笑気ガス吸入鎮静法を併用する。 必要であれば、血圧計、心電図、酸素飽和濃度測定 などのモニターする。 |
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Ⅱ | 切開 | ||||||
歯肉を切開し、骨膜を剥離して骨を露出させる。 | |||||||
Ⅲ | 骨開削 | ||||||
3本の太さの違うドリルを使い、インプラントを 埋め込む穴を開削する。 |
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Ⅳ | 埋入 | ||||||
タップを切ったあと、インプラントを穴に ねじ込んで固定する。 |
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Ⅴ | 縫合 | ||||||
歯肉を縫合して手術終了。 | |||||||
5. | 抜糸 | ||||||
創部に負担をかけないよう安静を保ち、1週間後に抜糸。 | |||||||
6. | 骨統合を待つ | ||||||
2~3週間、インプラントが、しっかりと骨と結合するのを待つ。 食事がしにくい症例では、一時的に創部の上に入れ歯をすることもある。 |
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7. | 上部構造作製 | ||||||
インプラントの内部のネジに上部構造の金属芯をねじこみ、その上に歯を作る。 | |||||||
8. | 管理 | ||||||
定期的な健診による管理。 |
自分の歯と同じように咬めると、とても満足される方が多く、トラブルを訴えてくる患者さんは、 | |||
ほとんどいません。 | |||
インプラントはチタンという金属なので、ムシ歯にはなりませんが、歯周病を罹患する危険性は | |||
天然の自分の歯と同じです。 | |||
当院では、手術例約360本のうち2本、油断して管理を怠り、歯周病の為、撤去せざるを得なかった | |||
例があります。歯周病に対する正しい理解と管理ができていない患者さんにはインプラントは | |||
お勧めしません。 | |||
末永くインプラントの機能を維持するために、定期健診をお勧め致します。 | |||
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詳しい手術については、ご納得がいくまで事前に説明いたします。